資金繰りの改善

B/Sを見て改善できるところを列挙しました。

使われていない預金、定期預金などの見直し。

受取手形が多すぎないか?手形は入金が数か月後ろになります。できれば受取手形から銀行振込に持っていけるよう努力しましょう。裏書譲渡や割引手形にしても、手数料が差し引かれます。

未回収の売掛金はないか?の確認。
多くの会社を見てきましたが、意外と社長自身も気が付いていない未回収債権は多いです。

不良在庫、無駄な在庫、自社にとって適正な在庫を維持しましょう。

社長や従業員に対する貸付金、立替金など、精算を忘れがちですが、少額であっても必ずチェックしましょう。ゆるゆるだと、不正の温床になります。

立派な自社物件は必要かどうか?賃貸物件ではだめなのか?等々。

購入するか?リースにするか?

その生命保険は本当に必要か?掛け捨てではだめなのか?節税のためと言われ不必要に過大には契約していないか?

貸借対象表からわかることは結構あります。とくに2期比較、3期比較、あるいは同業他社比較はとても重要です。

なぜ売掛金が前期より増えているのか?なぜ在庫が前期より増えているのか?

売上に対する在庫の割合は前期からどの程度変動しているか?

同規模の同業他社と比べてなぜ自社は在庫が多いのか?

一度ご確認ください。